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半身浴ダイエットは効果あり?なし?

2025.02.10

少し前に話題になりました半身浴ダイエットですが効果はどうでしょうか?

37℃~39℃のぬるめの湯に2030分半身浴でつかる入浴法です。

 

 

ダイエットの意味が脂肪を減らして痩せる事であれば、効果は無いです。

 

これを単純に入浴中の消費カロリーで表すと計算は

 

消費カロリー = 体重×運動強度(Mets)×時間×1.05

になります。

 

60㎏の成人が30分入浴すると

60㎏×1.5Met’s×0.5時間×1.0547.25㎉ になります。

対して同じ体重の人がゆっくりの散歩を30分すると

60㎏×3.0Met’s×0.5時間×1.0594.50㎉ になります。

 

同じ時間ですと単純に散歩の半分の消費カロリーです。

 

なのでエネルギーの消費はあまり期待できません。

同じ時間を他の動作に変えた方がダイエットになります。

 

半身浴をすることで足が細くなった人は脂肪燃焼効果では無く、お湯の靜水圧作用で脈管の流れが良くなり、水分が一時的に取り除かれたともの思われます。

 

 

半身浴ではダイエット効果は期待できませんが、心身への良い効果は十分にあります。

ゆったりと過ごす事で副交感神経が優位になり、疲労の改善や身体の回復効果があります。

 

音楽を聴く、動画を見る、更には内省にもよい時間です。

気持ちが楽になり明日への活力につながりますね!

なにより贅沢で優雅な時間を過ごせます。

自分へのご褒美を楽しんでください。

 

 

最後に注意喚起ですが、半身浴の発汗効果を上げようと40℃以上の湯に長時間つかったために深部体温が上昇して、病院に搬送されましたが熱中症と思われる経過で亡くなった人の事例報告があります。

ご注意ください。

 

 

ノルディックウォークの発祥

2025.02.07

ノルディックウォークは両手にポールを持って歩く、ウォーキングスタイルです。

発祥は北欧でクロスカントリースキーのオフシーズンにトレーニングとして始まりました。

この頃はノルディックスキーと同じ肩までの高さがある長いポールを地面に着きながら走るトレーニングです。

ポールランニングとも言い、とてもハードなトレーニングで、一般向けでなくノルディックスキー選手と一部の運動マニアの人が行う運動でした。

その後、徐々に短いポールを持って歩くノルディクウォークが行われるようになり、医療制度の関係から健康意識の高い北欧で競技人口が増加していきました。

そして、1997年にフィンランドで『ノルディクウォーキング』という名前が発表されました。

両手に持ったポールを交互に地面に着き、手で大地を押すようにして積極的に足を前に運び歩くウォーキングスタイルです。

ノルディックは北欧という意味ですが、ノルディクウォークはそのまま北欧歩きですね。

 

 

入湯前後の水分補給

2025.02.05

入浴前後の水分補給はとても大切です。

水分が体に十分にある事で、老廃物の代謝や血液がよどむことなく体を巡ります。

知り合いの薬剤師が「水は最高のサプリメント」と言っていた事がありました。

まさにまさに、深く同意です。

 

入浴前の水分補給は入浴中に体から出る水分をあらかじめ補っておく目的で摂取します。

汗は額から流れ落ちる感じがなくても浴槽内で沢山でています。

41℃のお湯に10分入浴すると約300ccの発汗があるそうです。

 

入浴前の水分補給は200ml~300mlほどの水がおススメです。

飲物は温度が高いと胃に留まり易く、体内への取り込みに時間がかかります。

温度が低い水は胃を素早く通過し、小腸へ移動するので吸収が早く行われます。

(水分の多くは小腸で吸収され一部は大腸から吸収されます。)

ですが、あまり温度が低過ぎると内臓が冷え体に負担がかかります。

良質であれば水道水がおススメします。

 

一方入浴後の水分補給は、喉の渇きを感じるようでしたらやはり水がおススメです。

上記しましたように素早く小腸から吸収されます。

その他、ミネラルを含んだスポーツ飲料なども良いです。

また、ゆっくりと水分を吸収したいときは暖かい飲物がおススメです。

一定量以上の水分が体に入ると発汗や尿の排泄が高まり風呂上がりの温まった体では汗が引きづらくなっています。

風呂上がりのビールは最高ですが水分補給では利尿効果が少ない飲物がよいです。