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湯中り これなんて読む?

2025.02.25

ゆあたり と読みます。

 

湯あたりとは、数日間温泉浴を続けると食欲減退・だるさ・微熱・疲労感・倦怠感・眠気などの症状が出ることです。

これらの症状は温熱刺激に対する自律神経の反応で出現するものです。

一時的に入浴を控えれば改善するもので、その後は体調がよくなる事が多く、好転反応ともとらえられます。

湯治療養期間中のまさに間(中)で、これから体がよくなる湯治の中間地点が湯中りです。

湯中りと思われる症状が出たら無理せずに一時的な入浴中断で様子を見てください。

なお、一日に1回~2回の入浴では発生しないとされています。

 

湯あたりをインターネットで検索すると熱中症やのぼせの症状を混同している記載が多く見受けられます。

また、これらの混同した記載をもとに生成されているAIの回答もみられます。

回答の一例には湯あたりになったら、

[その温泉は合わないので入浴を中止し他の温泉地へ移る]とか[体を冷やし、横になっていると改善]との記載もあります。いづれもおかしな回答になっています。

繰り返しますが、湯あたりは湯の中ばで自立神経の温熱に対する反応です。